[2011年12月3日]
若竹塾高校部木下です。
六甲アイランド高校の定期考査が終了し、葺合高校の定期考査が始まりました。
来週から、神戸高校、御影高校と順番に始まります。
1年生では、数学Aの平面幾何を苦手にしている人が多いです。
二見ゼミナールの講師日記でも書きましたが、論証の単元も苦手にしている人が多いです。
結局、数学Aそのものを苦手にしているようです。
平面幾何に関しては、
「問題を解くとき」と「問題を解かないとき」
の二つの学習が必要です。
「問題を解くとき」は、問題に対して、やはり必然の、形、型、一本の線をズバッと決めることです。ぬり絵じゃあるまいし、線を引きすぎ形が見えなくなっている人がいます。(実際の図的にも、問題の本質に対しても)
それに対し、「問題を解かないとき」とは、いろいろ図を描いて眺めまわす、線を引きまくって見る。それだけです。それが大事なんです。図に対しての感覚が養われます。すると、「問題を解くとき」に必要な、必然の一本が見えてきます。
図を描いて、図に慣れると、問題を解くときにどんな定理を使えばよいかとかが、わかるようになってきます。
普段、泥臭い訓練を行い、問題を解くときはスマートに。