[2011年12月15日]
中1理科の1分野組は、溶解度・再結晶の単元に進んでいます。‘ちゃんと理解しないまま、わからないまま’にしてしまう人が多い単元です。
それぞれの物質が100gの水に溶ける量の限界を‘溶解度’といいます。これは、水の温度によって変わります。個体の場合、水温が高いほど多く溶けます。この温度による溶ける量の違いを利用したのが‘再結晶’です。
この単元の問題は、与えられたデータをもとに考えていけば、そう難しい問題ではありません。しかし、そのデータをうまく活用できなかったり、問題文の読みが浅かったりが原因で、分からなくなっていきます。
‘データをもとにじっくり考える’というとても大切なことを練習しているのですが、どうもそういうこと自体が苦手な人が多いようです。
木下先生が、日記でセンター入試の生物にふれた日がありましたが、それと共通するところがあるのかもしれません。
とにかく、大切なことを練習するわけですから、妥協することなく、とことん指導します。