[2011年12月16日]
昨日の日記で、再結晶について書きました。似たようなことを、中2の二分野組みがしています。天気の‘湿度・露点’です。
ここでの問題を出来ない人の多くが、水蒸気量と気温を区別して考えていません。
例えば、気温と湿度から水蒸気量を出す問題です。気温後との飽和水蒸気量は、何らかの形で問題中に書かれています。それを見て、指定された気温での飽和水蒸気量に湿度を掛ければ答が出ます。しかし、気温に湿度を掛ける人がけっこういます。
気温(℃)に割合をかけても、気温(℃)のままです。気温(℃)が質量(g)になることはありません。
ここでも、問題文をよく読み、与えられたデータを正しく使いこなす必要があります。‘湿度に関する計算が出来るようになる’ということは、‘文章をよく読み、与えられたデータを正しく使うことが出来るようになる’ということです。
とても大切なことです。身につくまで、妥協せずに勉強しましょう。