[2011年12月17日]
若竹塾高校部木下です。
冬休みがもうすぐのこの時期、高校生は冬期講習の内容で授業を行っています。
小中学生は来週からです。
そのなか、高2理系上級数学で、不等式の問題を扱いました。
以前にも不等式は扱いましたが、今回は、より難度の高い問題を演習しました。
難関大学の過去問を題材にしています。
相加・相乗平均、凸関数、ベクトル、などを使って、というのは以前の日記にも書きましたが、今回は、それらをどのように使うのか、そして、使ってからどうするのか、というような問題です。
基本的には、数学?A?Bの範囲で解ける問題を選んでいますが、中には、数学?を使うのが手っ取り早い問題もあります。
今年度の2年生は、まだ、数学?をやっていないので、数学?の微分を使う解法はしていません。
ただ、数?の微分が使えたとしても、あえて、使わずに解く訓練をしています。
これは、いろいろな解法をムダに覚えるということではなく、考えるということを訓練するためにやっています。
もっとも、数学は、ある程度、解法を知る必要はありますが。
でも、単に、知っているだけではダメなので。