[2012年1月16日]
土日に行われたセンター試験では、色々とミスが起きたようです。そこにいた受験生にとっては不運としか言いようがありません。しかし、僕は、その運不運も受験のうちだと思っています。何事も、自分の全力をつくした先に運不運があって、事が決まる。そう思っています。
今回のミスで不利を受けた受験生たちは、かわいそうだと思います。しかし、これも経験だと思ってください。
‘禍福は糾えるなわのごとし’
今は、不運を感じていると思いますが、今後、どうなるかは分かりません。僕も、これまで多くの運不運を感じてきました。しかし、振り返ると、幸運と思っていたものが不運の始まりであったり、その逆もあったりです。
さて、話を変えて。今回のことで再確認したのは、制度変更は混乱や勘違いを生みやすいということです。報道によると、今回の問題用紙の配布ミスは、これが原因のようです。
「制度変更の初年は、やはり怖い」というのが、僕の感想です。
で、その制度変更です。兵庫県の公立高校の学区が、大きく変更されます。神戸・芦屋・淡路で一つの学区になります。これは、現在の小6生の公立高校受験から実施されます(当初予定から、一年繰り延べになりました)。これがどういう影響をもたらすかのか、今は、ちょっと想像がつきません。また、この学年は、新しい教科書で三年間を過ごす初めての学年でもあります。
今後、積極的に情報を収集していかないといけません。とにかく、「現小6は、大変な学年ということになった」。これだけは言えると思います。