[2012年5月4日]
若竹塾高校部木下です。
高3の物理で単振動を扱いました。
先ずは、高校教科書的に、円運動の正射影による単振動の定義です。
一応これは単振動のイメージのためです。
このあと、「バネと物体」による話です。
これの運動方程式を立てたのち、それを解くという作業を行いました。
もちろん、“本当に解く”のです。微分方程式を。
高校物理で、単振動の微分方程式を解く必要はありませんが、“物理を理解するために”です。
一度見て、そんなもんかと思ったらそれでよいのです。
解けるようになる必要はありません。
大事なのは、単振動の問題の扱い方です。
特に、よくある“つり合いの位置基準”です。
“つり合いの位置”の考え方は分かっていても、運動方程式を立てる段階で、間違った式を立てる生徒がいます。
いま、どの考え方で式を立てているかを常に意識する必要があります。