[2012年7月11日]
若竹塾高校部木下です。
高3理系物理の授業です。
コンデンサーを扱いました。
コンデンサーとは物理的にどういう現象が起きているのかを、まずしっかりと理解しなければいけません。
電荷をもった平行平板がどういう電場を作るのか。
これの理解があいまいだとダメです。
その次に、
コンデンサーを電池につないだとき、“何が”どう流れているのか。
をイメージする必要があります。
これがわかれば、あとは静電エネルギーまで一直線です。
その次に、“コンデンサーの接続”に関することです。
単純に、「直列接続・並列接続の公式」とやらに当てはめて解くのは、良くありません。
コンデンサーが2つだけのときはそれでいいですけど。
一般回路に通用する解法が必要です。
授業では、節点電位法で解きます。
“手軽な方法ではなく、キチンとした方法でいつでも解く”というのを、どの科目でも大原則としています。