[2012年7月20日]
若竹塾では、今日から夏期講習が始まります。7月の目標は、【夏休みの宿題を完成させる!】です。
自由研究のように、時間を必要とするものは仕方ありませんが、ワークや読書感想文などは七月中に完成させましょう!!
そのための第一段階は、毎日の計画です。夏期講習の初日に、計画表を作成します。あとは、その計画書どおりに実行することです。
とはいえ、計画表くらいは誰でも作れます。問題は、それを実行することです。宿題講習の要は、実行を塾の講師が管理するところにあります。
子どもが、一人で計画通りに実行するのはなかなか難しいものです。しかし、計画表を講師に提出し、その進捗を報告することで、計画を進めるペースができます。
また、テレビやゲームの誘惑を断った塾の教室で勉強するのも大きいです。理想的には、自ら誘惑を断ち、自室で勉強することです。しかし、その習慣がつくまでは、やはり監督が必要です。
難しい問題にあたり、やる気や集中力がそがれることもあります。しかし、講師の監督下なら、すぐに質問することができますから、その心配も解決できます。
これらは、昨年の夏期講習で得た自身の表れです。昨年から始めた宿題講習・復習講習・予習講習の3ターム制です。今年は改良を加え、さらに効果を得られるようにカリキュラムを組んでいます。
講師陣の気合も充実しています。教室長として楽しみな夏期講習が始まります!!
【カンボジア旅行記1】
紹介できる写真を少しずつ載せていきます。一枚目は、ロリュオス遺跡群の「バコン」から。
ロリュオス遺跡群は、アンコール・ワットが作られた時代よりもさらに古い時代の遺跡群です。「バコン」は881年創建の五層ピラミッド式のヒンドゥー教寺院です。
全体をとらえた写真は容量オーバーのため載せられません。各遺跡とも、壁面や門に、上の写真のようなレリーフが彫られています。時代ごとに彫りの深さや、デザインの仕方が違っています。
ところで、881年といえば、日本は平安時代。藤原基経が実権を握ってい時代です。
基経は、皇族以外で初の摂政になった良房の養子で、自身は史上初の関白職に就いたひとです。陽成天皇を廃位させたり、阿衡の紛議をおこしたりして、藤原氏の力が、天皇家より強いことを示した人物です。
また、この20年後、基経の息子・時平の時代に、菅原道真が大宰府に流される事件がおこっています(昌泰の変)。
さらに言えば、応天門の変が866年です。
単純に比較は出来ませんが、何らかのつながりから知識を紡いでいくのが、歴史の勉強には必要です。
さて、バコンにもどりましょう。
五層のピラミッドには石段がついていて、上まで登ることができます。この階段がなかなかきついんです。段差は高いし、一段一段のの幅は狭いし。登るのも大変ですが、降りるのが怖かったです。
しかし、これ、今後の遺跡めぐりでは当たり前のこととなりました。
同行してくれたガイドさんは、「アンコール・ワットできつい階段を登るから、今日はその練習」とスパルタ発言(笑)
強い日差しの下、たっぷり汗をかいての観光となりました。
これは、4層目から中央祠堂を背景に撮りました。他にも、象の像の写真とか、たくさん撮ったんですが、容量の問題が・・・。ちなみに、象は神様の乗り物なんだそうです。ロリュオス遺跡群の他の遺跡にも、象がおかれていました。
最後に、クメール料理を一つ。
クメール料理は、アジアの様々な地域の料理が融合したような料理です。これは、カレーかな。