[2012年8月22日]
若竹塾高校部木下です。
高3理系化学で、蒸気圧を含む問題を扱いました。
“気体のみ”の問題はだいたい解けるようです。
でも、蒸気圧が絡んでくると解きにくくなるようです。
原因は2つあります。
一つめは、式だけに頼ろうとすることです。
二つめは、そのわりには、“式”が徹底されていない。
ということです。
これの対策として、
一つめに対しては、いきなり式を立てるのではなく、その状態ごとの、“状態図”を書くことです。
そうすれば、何をすればよいか、今何をしているかが、一目瞭然です。
二つめに対しては、気相においては、“気体の状態方程式”が成立し、それを立てるということです。
飽和蒸気圧の圧力に達すれば、その気体の分圧は、“飽和蒸気圧”を使うということです。
ただそれだけです。
この二つを守れば、気体の問題は解けます。