[2012年12月5日]
若竹塾高校部木下です。
高3理系数学で楕円に関する問題を扱いました。
生徒によっては、楕円を円に変換する方法で解こうとして、うまくいかず途中で断念していました。
楕円を円に変換する解き方は、よくある技法で、必須技法でもあります。
たいていの問題はそれでうまくいくのですが、ダメな問題もあります。
その辺の本質的な原理を知らずに使っているようです。
そういう生徒は多いと思います。
「楕円上の座標と、その座標の(楕円での)中心角の設定」がされている問題ではダメです。
当たり前ですが、楕円と円で対応している座標では、それぞれの中心角は違います。
そのことを分からずに使うと間違います。
威力のある道具を使うときはしっかりとその使い方を原理からマスターしていないといけません。
中途半端な使い方をすると大ケガをします。
塾に来ている高校生の多くが、今、定期考査中です。
3年生はあまり関係ありませんが。
1・2年生はテスト勉強の日々です。
考査が終わると、高校生は、冬期講習的な内容の授業になります。
小中学生は、冬休みに入ってからです。