[2013年5月3日]
先週の土曜日、改修中の姫路城に行ってきました。これまでも何回か登城しましたが、今回はこれまでとは違う姫路城を見ることができました。
まず、見学順路が変わっています。これだけで何か新鮮で、違った風景・感覚を楽しめました。
修理中の天守閣は、その修理の様子を見学できます。天守閣を覆っている幕の中に入って、外観を見ることができるのです。
コースは、エレベーターで最上部8回に上がり、天守最上階の屋ねを見学。次いで階段で7回に降り、天守最上階の壁面を見学するというもの。
屋根の上の鯱を間近で見ることのできる機会はそうありません。
屋根も綺麗になりました。
今回の解体修理で、天守最上階に埋められた窓枠があることがわかりました。
窓の左側に、窓1個分の壁面があるのが分かりますか?角ごとに、窓を一つ埋めたようです。建築中に地震があり、耐震性を考えて窓を減らしたんだろうと考えられています。
この他にも興味深いことが多いですから、是非、この機会に見学に行ってみてください。
しかし、一つ問題があるとしたら、その人気と見学コースの狭さですかね。天守閣を覆う幕の中に入るわけですから、一時に入られる人数に限りがあります。見学者自体も多いですから、8回に上がるエレベーターの待ち時間が1時間ほどに…。
ただ、見学の予約ができます。予約をしてから見学に行くと、並ばなくてすみます。
普段見られない姿を見せてくれている姫路城。足を運んでみてください。
来年のNHK大河の主人公が黒田官兵衛ですから、その面でも力が入っていますよ。
とはいえ、黒田官兵衛を知っている中学生は少ないかな?高校生でもどうだろう?
でも、姫路城を造った人は知っていますよね?日本史選択の高校生たち。