[2013年9月7日]
2学期最初の一週間が、あっと言う間に終わりました。2週間後には、各中学で体育会が行われます。怪我をしないためにも、集中して全力で練習に取り組んでください。
そして、体育会が終わると中間テストです。原田中学は、2日後には1週間前、上野中学と筒井台中学は2週間前です。体育会の練習で疲れたなんて言ってられない日程です。やる気をもって、勉強に取り組んでください。
さて、中1の数学では、方程式に取り組んでいます。分数の方程式の解き方を学んだ後、多くの人が陥る誤りがあります。わかりますか?そう、方程式以外の分数の計算でも、分母を消してしまうという誤りです。
分数の方程式では、各分母の最小公倍数をかけて、分母を消してから計算を進めていきます。しかし、これは通分をしているのと同じなのです。ただ、方程式の性質上、通分をした後は分子だけで計算をできるようになるだけです。
しかし、分母を消すことで楽を覚えるのか、方程式以外の計算でも分母を消してしまう人が沢山でます。これが癖になると厄介で、分かっていても消してしまうようになります。この点を注意して、勉強してください。
また、文章題では、どの大きさを文字に置き換えたのか、ちゃんと説明してから方程式を書いてください。大きさを説明するのですから、単位も書いて説明しないといけません。
これを面倒くさがる人が沢山いるのですが、数学の解答とは、‘自分の考えが正しいことを他者に納得してもらう’ためのものです。どの大きさを文字に置き換えたのかという説明がいい加減だと、どう考えたのか他者にはわかりません。
この先、数学では書くことが増えていきます。数字や式よりも、言葉の方が多くなっていきます。どう考えたかを分かってもらうために解答を書くのですから、当たり前ですね。
このような解答を作ることは、将来、仕事をするようになったときの練習です。どのような仕事をするのか・したのか、これを説明できなければ、仕事になりません。
‘自分の将来に繋がることをしているんだ’この気持ちを忘れずに、勉強に取り組んでください。