パソコン版を見る

若竹塾
王子教室

[2013年11月2日]

【灘区の学習塾・若竹塾】対になる力

 実力テストが終わりました。なかなか難しかったようですが、それが実力テストです。範囲のあるテストのようにはいきません。また、問題集などからそのまま出るということも滅多にありません。そう簡単には点数をとれないものです。


 だからこそ、定期テストは定期テストらしい範囲と問題にして欲しいのですが…。期末テストの範囲がどうなるのか、注目です。

 その期末テストまで1ヶ月をきっています。1週間毎日塾に来ていた中3生。ここは連休をあげようかとも思いましたが、心を鬼にして、文化の日の振替休日も通常どおり授業を行います。


 その中3理科ですが、力・エネルギー・仕事の単元を進めています。ここで、作用・反作用の問題を解かせると大抵の人が躓く問題があります。‘物体の重力と対になっている力は何か。'という問題です。

 ‘糸が物体を引く力と対になっている力は何か。’この問題の正答率は高いです。しかし、同じように考えればいいのですが、先程の問題の正答率は極めて低いのです。

 まず、重力について勘違いしている人がいます。しかし、2つ目の問題を理解していて、重力もちゃんと理解している人でも、1つ目の問題で躓きます。

 日頃の感覚…自分なりの常識と言ってもいいかも知れません…が理解の邪魔をしているのです。

 
 力は目に見えませんからね。現象から理屈を考え、それを応用していかなければいけません。

 その応用を邪魔するのが、自分なりの常識です。まあ、これはどんなことにも当てはまることだと思います。僕自身も、それに気をつけなければいけません。


 で、1問目の答えは…。



 それは、授業中に。