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若竹塾
王子教室

[2014年3月18日]

【灘区の学習塾・若竹塾】明日は合格発表

 公立高校の合格発表が、いよいよ明日になりました。受験生たちにとっては、長い一週間だったことでしょう。もう少し早く発表できないものかと思いますが、採点や複数志願の処理などに時間がかかるので、仕方ありません。僕にとっても、長い一週間でした。


 人事を尽くした以上、後は天命を待つのみです。どんな天命が下るか…。塾生全員合格を願うのは当然ですが、それは若竹塾とは縁のなかった人の不合格を願うことに繋がります。教育の現場にいる人間として、それには辛い思いがあります。頑張った受験生全員合格と言いたいところですが、そうもいきません。


 受験というのは、‘頑張ったからといって、成功が約束されているわけではない。しかし、頑張らなければ何も成功しない。そして、成功しなくても、立ち上がり続ければ次の機会がある’ということを学ぶ機会です。


 受験生の皆さん。まず、明日下る天命を受け止めてください。


 合格した人は、喜びとともに、落ちた人がいることを意識して、改めて次の3年間も頑張ることを誓ってください。あなたが行く高校に行きたかったけれど、行けなかった人がいるのです。その人のことを思えば、高校生活がどれだけ大切かわかると思います。


 不合格だった人。残念でしょうし、悔しいでしょう。しかし、受験に向けて努力したのなら、その努力が必ず役に立つ日がきます。その日を迎えるためには、悔しさ・悲しさから立ち上がり、再び歩み始めることが大切です。


 この仕事をしていて、合格発表の日は本当に複雑な気持ちになります。なんとも言えないもやもやとした気持ち…。


 この気持ちにまた別のもやもや感をもたらすのが、塾生からの報告がないことです。とにかく、報告はすぐにしてください。

 なんだかんだ言って、塾生のことが一番気になるのは、人として避けられないことです。