[2015年8月20日]
夏期講習も後10日ほどで終了です。
中3理科は、1・2年の範囲を総復習しました。
その中で、地震計算を苦手にしている人が多いです。
中学理科では、地震は1年生で学習します。
その時、数学ではまだ、1次関数や相似図形を学習していません。
なので、A地点でのP波の到達時刻t1、S波の到達時刻t2などから、それぞれの速度を計算して、B地点の距離や到達時刻を求める、ということになります。
“速度計算は苦手、その上、1次関数を学習していないのでP波などの図形的意味が分かりづらい”
ということで、地震計算が苦手ということになります。
でも中3のこの時期になると、1次関数や相似図形は学習済みなので、それを使って説明すると全員よく分かるようです。
この方がわかりやすいと生徒は言いますが、1年生当時は学習していないので、仕方がないのです。
数学が進むと理科はわかりやすいです。
ただし、理科にとって数学は道具です。
理科そのものをイメージしてわかるということが大事です