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若竹塾
王子教室

[2015年9月5日]

【灘区の学習塾・若竹塾】あのthatと、このthat

中3英語で関係代名詞を行いました。


関係代名詞は、中学生も高校生も苦手な人が多い文法項目です。

関係代名詞が分かってない人は、基本原理が分かっていないのです。

暗記項目ではありません。

徹底的に理屈を理解するのです。


そうすれば簡単です。


関係代名詞は、“接続詞+代名詞”という現代日本語には無い言葉です。

“意味”ではなく、“働き”を理解しなければなりません。


関係詞節は、what節以外は形容詞節なので、“先行詞”という名の名詞の後ろに付きます。

出来上がった文は、それだけのことです。


学習としては、「出来上がる前の2文を合成する」です。

2つの文の同じ内容の名詞の1つを関係詞に置き換えてもう1つの名詞にくっつけるだけです。


その結果として、関係詞節は名詞(主語か目的語)が1つ抜けた不完全な文になります。

よって、同じthatでも

 関係詞のthatは、後ろが不完全な文

 接続詞のthatは、後ろが完全な文
 
になります。


授業でも、2文合成を繰り返しています。

関係詞だけでなく、“構造”に関する文法項目は2文合成です。

それが出来れば、後は、“いかにも文法問題”というような問題を解く練習です。