[2015年10月15日]
高校数学の二次方程式で、解と係数の関係が出てきます。
α+β=−b/a αβ=c/a
というものです。
これを分からない人はほとんどいません。
ただ、なぜそうなるかは分かっていない人がいます。
まあそれは、結局分かっていないことになるんでしょうけど。
この式自体分かったとしても、実際の問題の中で使いこなすことが出来ない生徒がいます。
すごく手間取って、遠回りな事をしたりなどです。
実際の問題では、
β−α
の式も同時に使うことが多いのです。
それを使わないと手間取ります。
これらを組み合わせると、スッキリ解けるように問題は作られています。
数学の公式には、その式だけでは物足りないものがあります。
少しチューニングするか、もう一つ組み合わせることで、すごく使い勝手のいい物になる場合があります。
もちろん、シンプルにそれだけを使って解ききる腕も必要です。
でも、工夫も必要です。