[2016年5月27日]
とんでもないことが起こってしまいました。
一年前の中間試験で16点だった生徒が、今回の中間試験で、なっ、なっ、なんと80点取ってきました。
少しずつ可能性は感じていたのですが、こんなにUpしてくるとは…。
私たちの力ではありません。本人が耐えて素直に頑張った結果です。
始めて会った頃には、平気で「嘘」を言う。平気で「放っとく」「これ位なら怒られない」。とやりたい放題の生徒でした。
それから何回も叱りました。怒鳴りました。時には叩きました。
段々日本語が通じるようになり、少しずつ「耐える」「我慢する」ことが可能に…。最近では話し合いや討論も少しずつ可能に…。
時間が掛かるのです。
「も〜う。この子無理。知らん」と投げ出す人が沢山居ます。
私たちが生徒を見るのは学力だけではありません。
生徒の気持ちが前に向いているか否かです。そこを見極めて付き合ってやるのです。
勿論「チーム〇〇」です。おかあさんも一緒です。
「お願いしたんだから…」とか「私はやっている。私は悪くない」のお母さんとはチームは組めません。
だから、やっぱり私たちの力ではありません。
生徒の力です。
私たちはヒントとキッカケを示しただけです。
但し、少し(随分?)厳しくて(随分)荒っぽいやり方はしますけどね(笑)