パソコン版を見る

早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2016年6月7日]

大人と子どもの定義の差?20160607

前回に続いて私の知っていることをお話しします。
今回は「読む」です。
大人だったら「読め」って言われたら、何が書いてあるのか「分かろう」として意識して読みますよね。
子ども達は「読め」って言われたら読むのです。文字を。
つまり内容の理解とか要旨とかはどうでもよくて、兎に角「文字を追っかけて」読めって言われたから、少しでも早く読んで終わらせて、叱られないことが目標になります。
時には、読むどころか、勝手に「て・に・を・は」を作り、勝手に接続詞を省略し、勝手に文末を作ります。だから、勿論文の内容が正確に理解できる訳がありません。
その上、「分からない」と言うので「もう一度読め」と再読させても同じことをするので、何回読ませても、キーワードに気付きません。
つまり、読んで内容を理解することよりも、「どうしても必要なことなら、私がわかるように説明してくれれば良いじゃん」の発想です。
ここまでで薄々気付かれました?
聞いてない。読んでない。
これで出来るようになるのなら・・・。