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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2016年7月30日]

それでも変わらない生徒20160730

先日、何度注意しても変わらない生徒の話をしましたよね。
その後も何度かぶつかりながら観察を続けました。
新しく生徒の傾向を見つけました。
他人の言葉を「完全」に聞く事とと、「完全」に実行する事をしません。
聞く段階で「スルー」しているか、これ位きいていれば「怒られない」を考えながら聞いていますし、実行も言い訳や怒られないギリギリのボーダーを考えながら中途半端にだけ実行します。
相手の顔や性格を考えて調整しています。
じゃあ完璧に怖い人に思われれば・・・。
これがまたダメなんです。怖すぎると、最初から怒られる前提でほとんどやってきません。

私たちの子どもの頃には、「先生や大人の言葉や説明を聞かない」なんて発想は無く、先生の指示を無視したりスルーするなんて『辞書』に無かったのですが・・・。
いつから平然と「大人の指示を無視」したり「スルー」したりが当然の権利になったのでしょうね。

聞く段階で自分で調整して、私は悪くない。責任は大人。
やる段階も自分で調整して、私は悪くない。責任は大人。
今回50%で怒られたから、次は51%だけやっていこう。
この人は75%でも怒らないから次回は70%でも良い。

何度も繰り返し怒られたら、「それ以上責めたら自殺するぞ」くらいの顔をしながら返事だけ「ハイハイ」しとけばOK。
何度も繰り返し怒られたら、「「どうせ大人は時間が無い」から、無言で10分〜15分耐えてたら解放してくれる。神妙な顔して耐えとけばOK。
軽く怒られたら「ハイハイ」で笑顔でスルーすれば良い。強く怒られたら「今度こそ言われた通りにやります」と泣いて見せて口だけ言っといて、教室を一歩出たら無視無視。
と小学生より質の悪いごまかしを続ける中学生。
いつから、こんな「人として・・・」が許される環境になったのですかねぇ。
でも明日からまた攻撃しつづけるぞ。覚悟しとけ。中学生。