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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2016年9月16日]

多すぎる情報の中で20160916

近日、学校の入試説明会が続いています。今日も1件行ってきました。
その中で、日頃から感じている事を言われましたので、私も納得して報告する気になりました。
文部科学省の改革で「生徒に自主的に問題を発見させ、解決の道筋を考えさせ、自身の言葉で表現させる」という内容のがありますよね。
ですが、近年の生徒たちは学校での時間が足らない上に、情報が多すぎて自分で考えたり、苦労して考えたり、自分で表現方法を考えたりしなくても、ネットで類似のものを見つけてきたり、学校で時間が無いので先生が正解を書いて終わるのを「黙って待っていれば良い」ことで何とかなってしまってます。生徒はその方が楽なので、当然そちらに流れます。
保護者にも「家の子苦手なんです。教えてやって下さい」と、さも正論っぽくおっしゃられる方もいらっしゃいます」生徒に苦労や我慢をちっともさせずに「金の力で他人を利用して何とかする」方法に安易に行ってる方、「自分の好みや自分の時間は絶対に変えずに、丸投げして自分は変わらない方」も増えているように思います。
教えると簡単にできてしまいます。それをさせるのが私たちの仕事です。
しかし、「困って考えないと絶対に自分の力にはならない」と私は思います。
「儲け」と「生徒のため」と言う矛盾に挟まれて、葛藤と苦悩の日々です。