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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2017年1月12日]

百聞は一体験に・・・20170112

教室のある地域では、私立高校の入試真っ盛りです。
昨日の入試を受けた生徒に、夕刻「どうだった?」と声を掛けると、「殆んど書けた。多分大丈夫」と言っていました。が・・・、
その割には、そこから必死の形相で細かく細部まで質問してきて、今まではスルーしていた「根拠」や「ルール」を記入しているではありませんか。
今まで(2年〜半年)は「はいはい」とダルそうに答えだけを書いて無視していた輩が、私たちの言い続けたやり方を急にやり始めたのです。
生まれて初めて「自分の意思だけで何とかならないものがある」事を体験したのでしょう。非常に素直な数時間でした。
「百聞は一見にしかず」の言葉があるように、「百指示は一体験にしかず」ですね。
今日、受験に向かっている生徒に、昨日「お前は、一つ失敗や嫌なことがあると、後々数時間引きずるので、入試では、そこを意識して、ひとつの失敗でも、次で取り返せるから直ぐに忘れて次の行動をするように・・・」と話しました。
その生徒は、いつもなら「お前は・・・」の辺で「分かってるよ・・・」と聞き流していたのですが、昨日は、神妙な面持ちで最後まで素直に聞いて「はい」と返事をして帰っていきました。
これも成長でしょうか。
まぁ、何にしても、全員に合格通知が来ますように・・・。