[2017年4月18日]
最近、「家の子良い子なんです。でも成績が上がらないんです」と入塾される方が続いています。
その中に(全員では無いですよ)「只、そこに居るだけで、何も考えない」「自分では決して意識も努力もせず、来ているだけで何とかして貰える」「黙って『はい』って言ってるので怒られる事は『絶対に』無い」と、聞かない・やらない・考えない・覚えない・約束は守らない、の三重苦どころか五重苦の生徒が爆増です。
分かりやすく言うと、自主練も努力もしないが、超有名監督の高校に行きさえすれば、必ずレギュラーになって甲子園に連れて行って貰える。と同じです。
お母様も「家の子良い子なんです。少しおとなしいだけです。やらないんじゃないんです。やり方が分からないだけなんです」とおっしゃいます。
幼児や園児レベルなら「お返事できて、おとなしい」は良い子でしょうけど、小学生レベルならプラス内容理解でしょう。中学なら更に「我慢・苦痛・継続」に耐え続ける事を求められるのは普通でしょう。
お母さん。我が子は最高に可愛いですよね。
でもいつまでも子どもは園児ではありませんよ。
年齢によって対応と求めるものを変化させる事はできましたか?
生徒が「名監督に付けば甲子園」と思うのと同様に、お母様も「あの有名塾」や「あの子があそこであの有名高校に入れたから、家の子も必ずやってくれるはず・・・」と自分は変化せずに、全てを周りに託して、最良の結果だけは必ず求めるのと同じに感じてしまいました。