[2017年9月13日]
?本当は「素直にやってくれれば、もっともっと成績が上がる生徒」の保護者にその事をお伝えすると・・・。
?お母様が先回りしすぎて、「甘えてしまって、我慢をしない生徒」の保護者にそのことをお伝えすると・・・。
?地元の公立中学校で平均点より少し下とか、地元の公立小学校の定期テストで70〜80点が、実はびっくりする位実力が「下位」だという事を本人や保護者にお伝えすると・・・。
?学習障害の可能性があり、特定の作業だけがどうしても「できないorすぐ忘れる」生徒の塾での様子をお伝えしても、「もっとしっかり教えてやって下さい」とか「学校の先生は『良い子』だと褒めてくれます」と、生徒のためには逆効果を求められるので、『それとなく、言葉を濁して』保護者にお伝えすると・・・。
?「母親にバレ無い」「母親に怒られない」ことを信条としている生徒の実情をお伝えすると・・・。
上記5件の状況の時、私たちが言われる言葉は共通しています。
『そんなことは無い』です。
今後の人生に利害の無い私達が、言わなくても困らない(実際、言わない塾が殆んどですよね)私達が、「敢えて口にする」っていうことは、余程の覚悟と思いがあって言っているのに、その状況を考えて頂けなく、単に「そんなことは無い」で片付けようとされる。これでは「本当に生徒のため」なのかなと思ってしまいます。
?は少し状況が違いますが、できれば、専門家の意見を聞いて、少しでも生徒の『ため』になる方法を取り入れたいです。
しかし、?はダメです。
何ヶ月か毎週見ていて、原因を見つけたので本人に注意し、保護者にお伝えしたのです。
「そんなことは無い」の言葉の後に何が続くと思いますか?「家の〇〇ちゃんを分かってやって下さい」ですよ。「分かったから話している」んですよね。
ただ単に、褒めて、煽てて、お母様の気分をよくして差し上げて、気持ち良くお金を払って頂く為の塾なら、他に沢山ありますよ。
私たちは生徒の為に敢えて「悪者」になるのも覚悟で「他人が言っているのです。
(時々、独り善がりや大きなお世話をやることもありますけどね。反省反省。)