[2018年2月19日]
先日、あるお母さまから指摘を頂き、自戒し、できるだけ受験生への愚痴は控えようと心に決めていたのに……。
またまた、こんなタイミングで我慢ができなくなってしまいました。
2年も前から「〇〇高校へ」と仰られていたお母さま。
その上、先日の塾での面談で「私立の△△高校特進が手に入っているので、ランク変更は考えません」と言われたばかりなのに…。
今までは、生徒の甘えを「おたまじゃくし(分かりますか?やが〜て手が出る足が出る、です)」で厳しく注意されていたのに…。
この直前になって、生徒がプレッシャーに負けそうで、逃げ出したい心で志望校を下げたいと言ったら、即刻塾にお越しになって、「子供の心が分かるし、親もたまらないんです」と簡単に志望校を下げる話をされました。
勿論、全く届かない位置に居るのではありません。下位合格にはなりますが、可能性はかなり残っているのです。
勿論、親の「子どもの苦しみを取り除いてやりたい」気持ちは分かります。
が、生徒の性格から考えると、下げれば下げただけ、それ以上に楽な方法を考えます。
担当している先生も全員「何で?」で呆れ顔ですし、「今までお母さまの言われていた事は?」と不信感と授業計画の作り直しで困惑気味です。
生徒や状況によって柔軟に対応する事は必要です。
しかし、信念(別の言い方をすると信じて我慢する心)を簡単に曲げてまで迎合してしまうと、後々色々と影響が……。