[2018年4月7日]
「私は(家の子は)勉強してるのに、成績が上がらない。学校(塾)の教え方(先生の実力or先生との相性)が悪いのかしら・・・」
のご意見が多く聞こえますので、三回に分けてお話ししたいとおもいます。
まず、公立小学校での状態です。
「小学時代には、いつも80点から90点取っていたから、家の子は良く出来ていたと思います」や「小学時代にはいつも60点以上を取っていたので、家の子は普通です」にお答えします。
小学校のテストは「教科書そのまま」を聞いてきます。しかも、学習して3〜5日以内のことです。試験範囲も単元を何回かに分けたものです。
そのテストで60点や80点しか取れないのは、確実に「分かっていません」その上「覚えていません」
学校の先生は「良く頑張っています」と言われますが、それは「遅れ気味の生徒や、立ち歩きの多い生徒より「良い子である}という意味であり、将来に繋がる学力を有しているという意味ではありません。
あのレベルのテストなら、100点を取れて普通です。さらに上位をお考えなら、塾等の模試で偏差値を確認して下さい。
小学の学習では「一問一答」的なものが多く、直近で聞いた「何かこんな感じ」を書いておけば、ほぼ正解なのです。
そこで「〇〇ちゃん天才。すごいなぁ」を真に受けて、中学・高校で下降して苦労した生徒を何人も見て来ました。
くれぐれも独自の判断で過信しないようにして下さいね。
続きます。