[2018年4月7日]
前回の続きで、今回は公立中学校の話です。
これからのお話しは、教室のある地域限定のことかもしれません。そこの所を事前に理解しておいて下さい。
公立の学校には、レベルの高い生徒から非常に低い生徒まで混在しています。先生方はその全体に対して授業をされています。指導もされています。
一言言えば分かったり行動したり提出できたりの生徒から、何度説明しても理解できなかったり行動しなかったり責任感の微塵も無い生徒までいます。
その中で、授業や指導を成立させるためには、下位の生徒に合わせるしかありません。
理解できていなくても、テストで「ノートや教科書に書いてある通り」を書けば「〇」の問題を出したり、理解より、量を多く書く宿題を求めたりが多く見られます。
その中で、内容よりも作業を消化していることを目的と考える生徒が多く出現しても当然だと思います。
すると、「〇〇をするんよ」と指示すると、『やってるも〜ん』の返事が・・・。「▽▽はしたらダメよ」に対して『そんなこと無いも〜ん』とやってる本人が・・・。最後には『私より低い子が居るも〜ん』と意味の分からない事まで言い出す始末。
先生が攻撃や反撃をしてこないことを良い事に、「私は全て正しい」の「・・・つもり勉強」が非常に蔓延しています。
一つの例として、学校での英語のテストでは90点くらいとる生徒が教室で模試を受けてみると35点だった事があります。
「私、英語は自信あったのに、塾のテストは難し過ぎるんよ」だそうです。
これらは、近年増加傾向にある「決して生徒を叱らない、月謝集めが目的の塾」にも当てはまりそうです。
続きはまた。