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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2018年5月26日]

私はキチンとやっている20180526

最近、成績が今一歩伸び悩んでいる生徒やお母様と衝突する言葉が一つあります。

それは「チャンとやっている」「キチンとやっている」です。

『やる』という言葉の意味はわかります。
しかし、『チャンと』とか『キチンと』のレベル・定義・量・評価に色々と思い込みや誤解があるようです。

分かり易く説明すると、
私たちが「〇〇を必ず□□するんよ」と指示したとします。
翌週生徒が指示の何分の一かしかせずに来たとします。
当然私たちは叱ります。
すると生徒はキッチリしっかり口ごたえをします。
よって更に私たちは叱ります。
すると生徒たちの口から出てくる言葉は
「私はキチンとやったのに、先生は文句ばっかり言う」です。
時には、その夜、保護者から「家の子はキチンとやったのに先生に叱られたと言ってます。家の子をもっとキチンと見て下さい」と電話が入ることもあります。

ここで質問です。
「キチンと」とか「チャンと」はどの位のレベルから使えるのでしょう?
結果が100%出なければ言えないと思うのですが、要求が高過ぎますか?
だって、文字通り「キチンと」「チャンと」やって来ている生徒は、目覚しい結果を出しているのですから・・・。
「キチンと」「チャンと」していない生徒ほど、自分をキチンとした生徒だと言います。キチンとしているのに成績が上がらないと言います。私は勉強と相性が悪いと言います。

もう一度言います。
キチンとやってたら、キチンと結果が出ます。
やってる「つもり」出来てる「つもり」で他人に自己主張をするのは止めて下さい。

私たちはそれでいつも「悪者」にされているのです。