[2018年7月19日]
私の周りに「良い子」が沢山居ます。
では「良い子」って何ですか?
社会・マスコミ等で言われる言葉を引用します。
?先生の言う事を聞いて良い子ねぇ。
?授業中、黙ってじっとしているから良い子ねぇ。
?あなたは、口ごたえもしない、大人しい良い子ねぇ。
?あなたは小学校でいつも80点とるから良い子ねぇ。
?あなたは中学校でいつも平均点以上を取るから良い子ねぇ。
?あなたは先生の板書をしっかり覚えて試験を受けるから良い子ねぇ。
?クラスであなたより下が10人も居るからあなたは良い子ねぇ。
?毎日学校に行っているから良い子ねぇ。
?私たちの宝。地域の宝。生きていてくれるだけで良い子ねぇ。
?忘れ物をしても、ちゃんと来るから良い子ねぇ。
?宿題をしてなくても、ちゃんと来るから良い子ねぇ。
?覚えることをしてなくても、ちゃんと来るから良い子ねぇ。
?指示を無視していても、ちゃんと来るから良い子ねぇ。
??まだ続けましょうか?
私ごとき低レベルの人間でも分かっています。
生きていてくれる有難さ。
毎日学校に行ってくれる有難さ。
毎日、弁当箱を空にして帰ってくれる有難さ。
じゃあ、何故、人としての根源ができている「だけ」で、成績やゴールのレベルを私たちに求めるのですか?
上記の?〜?まで、一つ一つ丁寧に解説・反論しましょうか?
社会やマスコミが、他人の子に『きれい事』を言い過ぎです。
またそれを「真に受け過ぎ」です。
それが事実かどうかは、大人なら社会で体験してきたはずです。
なのに「家の子だけは・・・」とか「もう、そんな時代では無い」とか、親自身が『きれい事』に毒されているではありませんか!
子供は経験も苦労も知りません。
本当に、このまま「苦労」も「我慢」もさせずに、親の力だけで、立派な社会人に育て上げるお気持ちですか?
昔が全て正しいとは申しません。
でも、時代がいくら変わっても、変わらないものってあると思います。
時々、我慢も努力も「親が叱る」も何〜〜にも無くても、超難関校に受かった話をニュースで見ます。
何十万分の一の珍しい事だからニュースになったのです。
家の子に限ってニュースには成りません。