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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2018年10月14日]

塾にお願いしたんだから・・・20181014

「塾にお願いしたんだから…」
近日の困りごとの第一位がこれです。
小学校で60点70点しか取れてなかった生徒。
勿論、学習習慣が付いて無くて方法が間違っていたからの結果ですが、その保護者が、「私はキチンと言ったんですが、この子ができないみたいなんです。」と丸投げで連れて来られます。勿論、一か月もすると原因が明確になりますから、保護者に協力と保護者自身の対応の変化をお願いすると「えぇ?だから塾にお願いしたのに…」

他に、いくら注意や指摘をしても指示に従わない生徒の実情をお伝えするために数回保護者にお越し頂いたのですが、殆ど改善が見られないので生徒に「あの後、お母さんは何て言ってた?」と聞くと、「別に…」だそうです。

可愛い可愛いで大切に大切に育てて、我慢や危険予知を全くさせて来なかったお母様。勿論子供もできないまま大きくなっています。
だから、言っても言っても現実味が無く、自ら努力して改善する気が無く、「何でも、必要なら大人が何度でも繰り返し言ってくれる。頑張ってるから私は悪くない」と思っています。
勿論、そのお母様も、「私が言っても聞かないし、私は専門家ではないので…。だから塾にお願いしたんですよ」と。

近日、このタイプの保護者が急激に増加しています。

原因は、子育て・躾を誤解している団塊ジュニア世代が、「とにかく誰かのせいにして文句だけ言っておけば、全て叶えられる」とか「だってテレビで〇〇が言ってたよ。親も生徒も悪くない。先生と行政の対応が悪いって…」です。

賢い皆さんなら、何が原因かお分かりですよね。
まず、何を躾け直す必要があるかも…。

言い過ぎました。失礼しました。