[2018年10月23日]
小学校での成績位置や、どのレベルの学力がどの程度の偏差値で、どこの学校に可能なのかを殆どの保護者様はご存知ありません。
なのに、自分の学生時代の経験や、知らないのに「知ったか…」で喋りたい母さんの言葉だけを信じて、態度や子供への対応を変えない方が多すぎです。
たとえば、偏差値12位離れている高校を志望し、「前、行っていた塾のの先生が、狙えない距離ではないですよ。と言われた」だから、合格できないのは、この塾の対応が悪いからだ。との言い方をされますが、勉強や模試や生活の時間の使い方より、小学校から続けている『良い子』である為の行動や、地域の行事や自由参加の学校行事を優先されます。
他に、「生徒が自分を過信し過ぎてます。注意しても無視してやってくれません。家でも言ってもらえませんか?」とお願いしても、『そんなことは無い』とお母さまは無視されます。『学校の先生に』良い子だと褒められます」と自信をお持ちです。
その他、「毎日学校に行ってるのだから、家の子が聞いて無い訳が無い。単語テストをやってるので覚えて無い訳が無い」と思い込まれていますが、現在の公立小学校では、3日後のテストに書き込めるだけの知識を持っていればOKで理解したり覚えたりは必要ありません。そこで80点しか取れないでは「・・・」です。
「覚える」っていう行為も、保護者の時代は覚えるまで残されましたが、今は覚えようが覚えて無かろうが、個人の自由です。すると、生徒は楽な方を選択するのは必然です。
例えば、この地域の単語テストは、「明日単語テストをするから、この5個を覚えて来てね」と言って5個だけを書かせて終わり。
つまり、覚えるとは、「3分間残すこと」との定義が子供たちにインプットされます。
学校に期待してはいけません。なぜなら、偏差値65〜30位の生徒が混在しているのです。その上、下位層の生徒と保護者ほどクレームが多く、学校はその対処で手一杯なのです。
このような事実を周りの誰も言ってくれません。
他塾も学校もです。
だから、私が事実だけをお伝えすると「あの塾長は頭がおかしい」と噂されるのです。
だって、私は綺麗事が大嫌いですもん。
生徒の進路志望はできるだけ叶えてやりたいですもん。
月謝だけ受け取って「力及びませんで…、残念です」は言いたく無いですから…。
この考えが「頭おかしい」と言われる元凶なんでかね?