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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2018年12月13日]

そんなことは無い!20181213

以前に何回も書きましたが、この言葉が口から出る人の多くに辟易しています。
他人が、嫌われるのを覚悟で、嫌がられるのを覚悟で、人間関係がギクシャクするのを覚悟で、自分には殆どメリットが無いのを分かった上で、覚悟を決めて敢えて指摘した言葉を一言で一蹴するのです。
「そんな事はありません。僕はチャンとやってます」
「そんな事はありません。家の子はそんなに悪い子ではありません」
「そんな事はありません。先生、もっとチャンと家の子を分かってやって下さい」
「そんな事はありません。もっと家の子を認めてやって下さい」
等です。

生徒が言うのは「ハイハイ、人生経験が短いし、困った事が無いし、今だけどうやって楽な方法を探そうかとしているのね」と半分は笑ってやれます。
しかし、大人が言うのは違うと思います。
私とそんなに違わない人生経験を積んで来られたのでしょう?
だったら、このまま、それを続けるとどうなるのかお分かりですよね。
続けて来られた結果が現在ですよね。

何でも「文句」を言って、何でも「上からの立場」で接して、何でも周りや他人の『せい』にしていれば、何とでも生きていける世の中に、少し染まり過ぎじゃ無いですか?甘えすぎじゃないですか?

教育や子育ての基本は親の背中です。親の対応です。

その親が、子供の目の前で、他人を攻撃して、自分の感情を鬱憤を晴らすのを見せて、何のメリットがあるのですか?

「そんな事は無い」100%はありませんが、一度本意や真意を聞いてから判断や反論をしても良いのではないですか?