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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2019年4月20日]

それでは、どうにも・・・20190420

最近の生徒の傾向のお話しです。
お父さん・お母さん世代では余りお目に掛らなかったであろう話です。

当然、求められている「成長する生徒像」は、説明を真剣に聞き、細かな違いも区別できるまで理解し、習った事は確実に覚えておいて、「じゃあ先生、これはこの前の〇〇を使うんだね?」と自分で問題解決に向かっていく生徒。
文部科学省が求めている「自ら問題を発見し、根拠に基づいて、それを解決する方法を考え、その手順を他者に理論立てて分かりやすく説明する」生徒です。

それと、対象的な生徒の行動です。

その時に言われたこと「だけ」に反応し、それだけを『一問一答』のように、こう聞かれた時にはこう答えれば良いと、「とにかく書いて」過去の習ったことを何も利用することなく、今だけの『頑張っている良い子』を目指して「埋める」「終わらせる」「提出する」「とにかく〇をもらう」事だけに必死になる。
将来、その単元を利用しなければ解けない単元が出てくると「あ〜っ、私、ここ嫌〜い。苦手だった〜。訳分からん」と、自分には全く責任が無いかのように軽く流す言動。
保護者は、「家の子は普通に出来ている。出来ないのは、今の先生の教え方が悪い。」「先生との相性が悪い」と冷静に考えれば分かりそうな責任転嫁を口外する。

こんな生徒と保護者が、「私(うちの子)はキチンと出来ているので、チョコチョコっと教えて成績を上げて下さい」と来られます。

何を言っても怒られそうです。私はどうしたら良いですか?