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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2019年5月7日]

勉強ができるには・・・?20190507

成績下位者のお父様お母さまがよく言われる言葉に「言ってやって下さい」「教えてやってください」があります。
その心をお聞きすると、勉強は・・・・
「聞けば分かる」「習えばできる」「教えてもらえば家の子も」「家の子がやらない筈は・・・」があるようです。

ひどいバターンになると「覚え方が分からないって言うんです。覚えられない子ではないんです。ゲームやサッカーは詳しいので。覚え方を中心に教えてやって下さい」って方まで・・・。

聞いただけ、習っただけ、教えてもらっただけでできるのなら、今の世の中(特に塾や学校。あっ、スポーツもか)『できない子』なんていません。
練習もせずに、聞いた習ったでオリンピックや世界大会ですよ。考えたら分かりますよね。
『できたい』『分かりたい』と思いながら『なんでだろう』『あれと、どう違うのだろう』と思いながら聞かないと、できるはずがありません。
親御さんの時代は、大人の言葉をスルーするっていう『常識』が無かったので、聞く=受け取る、でしたが、今の子たちは、権利やパワハラや『とにかく文句を言いにいけばよい』の風潮の中で育っているので、聞く=聞き流す&スルーが非常に多いのです。
そこに前出の親が出て来て「家の子は・・・」「金払ってるのに・・・」となる訳です。

金で他人に丸投げして何とかして貰おう。ダメなら文句言おうなんて人は・・・・・・・・です。
できたい、分かりたい、今度こそ変わろうって決心できた生徒しか上昇できません。

つまり、本人の素直さ、正直さ、忍耐力がほとんどです。
私たちの力なんて、ほんの少しです。

あっ、「素直なつもり」、「正直なつもり」、「耐えてるつもり」、「家の子は出来てる筈」の、更に悪性のパターンも最近はたくさん発見されています。
お気をつけてお大事に(笑)