[2019年6月12日]
「あそこの塾長、おかしいんよ」
「あそこの塾、厳し過ぎるんよ」
「あそこの塾、怒るんよ。そんな所に、行く人の気が知れん」
です。
続けて通って来てくれている生徒の『チクリ』です。
「あなたも、そう思う?もし、そうなら、塾を変わる?」
と質問すると、
「変わらんよ〜!だって、私も前の塾の時、そう思ってたから成績が下がったんじゃもの。」
との、本人反省談。
「でも、学校の大勢の人が、当然のように話してるんじゃろ?」
と続けて聞くと、
「うん。でも、話してる人は殆んど平均より下の人ばっかり。まぁ、私も前はそうじゃったんじゃけどね。も〜〜う、忘れたい黒い過去を言わさんといてや〜。」
と、先刻の生徒談です。
それ以外にも色々聞いていると、
”宿題をしていかなくてもチェックも無し叱りもしない良い塾”
”パソコンに向かっている間は、何をしていても居眠りしていても怒こられないし、月謝が安い良い塾”
”聞きたい人だけ聞いて、そうじゃない人は友達と無駄話をしても良い塾”
”個別なのに、一人の先生が、5〜7人を見ているので、面倒な我慢の時間が10分位しか無い良い塾”
”CMやチラシで、『入るだけで成績が上がる』といってる夢の様な良い塾”
が次々に登場しました。
そんな塾に「うちの子が、自分で選んできて、たのしく通ってくれているのだから最良の塾。頑張れば成績を上げて貰える筈」や「だってぇ、親がいくら言っても聞いてくれないから、本人の満足する塾しか無理だから」と仰る保護者。
「うらやましい」
私自身の時も、うちの子供の時も、そんな夢のような塾があって、成績を上げてもらえたら・・・。
キチンと、本質を理解されている方のお子様はこんな発言はしませんし、ちゃんと日本語の説得が通じます。
そうじゃ無いから、そんな考えでそんな成績なんですよね。
でも、いつもそうですが、
「そんな考えやそんな成績の人ほど、大きな声で多方に言って歩くのは何故なんでしょう?
ちゃんと、「正直」「素直」「我慢」を実行して、結果を出してくれている生徒たちは、こんな発言を聞くと「あの子達、〇っ〇じゃない?」って言ってます。