[2019年6月21日]
近日、高校や私学の文化祭(呼び方はマチマチですが)が続いています。
その直前・直後に定期試験があります。
勿論、受験生はそれ以上に大切な試験が待っています。
最近(私の若い頃には無かったかな?)は『打ち上げ』と称したイベントがあるらしいです。
文化祭の準備や本番、逆に日常は必死な勉強をした生徒の「息抜き」は許せるのですが、行事は本気でやらない、日常の勉強もキチンとはやらないで、息抜きに「命懸け」の生徒が多数増殖中です。
幼稚園の発表会で台詞も踊りも覚えずに、舞台に立ったというだけで『良〜〜く、頑張ったねぇ』と過大なご褒美を貰い続けた生徒にとっては、頑張ることとは、イベントに「お客様」としてでも参加することで『頑張った』となるらしいです。
また、それを嬉しそうに援助する家庭。
そりゃあ、段々苦労も我慢も努力もしなくなりますよね。
すべてにおいて、楽しむためには、それまでの事か、そのものの準備も含めて、努力しないとダメですよね。