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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2019年6月24日]

〇〇っぱなし20190624

〇〇しっぱなし。

と聞くと、皆さんは如何思われますか?
自分はどうですか?
皆んなが皆んな、「自分はそんなことはない」と思っています。

しかし、しかし、意外に私の周りには多いのです。

子どもたちについては、
学校で授業は「聞きっぱなし」
板書はノートに「書きっぱなし」
家に帰っても復習もしない、間違えても確認もしない。分からなくても放置。できなくても「あ〜っぁ、私、あそこ嫌いだった」

分からなくても放置。できなくても放置。覚えなくても放置。授業が終われば全てが終わり。できないのは「先生の教え方が悪い」「先生との相性が悪い」
それを指摘して「違うよ」と言っても、その言葉そのものも受け流して放置。

聞いた。書いた。やった。終わった。で、聞きっぱなし。書きっぱなし。やりっぱなし。終わりっぱなし。他人の責任にしっぱなし。です。

保護者にもあります。
注意しっぱなし。叱りっぱなし。怒りっぱなし。甘やかしっぱなし。です。
「いつも、言うんですよ」とよく言われます。
でも、子供が聞いているのか、実行しているのか、できているのか、を確認しなければ、言った意味がありません。只の「私はちゃんと言った」「私はキチンとできている」との自己満足で終わってしまいます。
親も完ぺきではありません。完ぺきではないから、子供も完ぺきではないのです。だからこそ、親自身が「思い込み」や「過信」をせずに、他の誰かに聞いてみる心の余裕が欲しいのです。
ただし、最近流行りの「耳障りの良いことだけを言ってくれる仲間の言葉しか聞かない」の逆効果ですよ。
「私は言ったけど、子供が頑固で聞いてくれない」なんてのは最悪の言い逃れですよ。
言い方が悪いか、量が足らないか、キチンと真意が伝わる言い方をしていないか、今までそれで許してきたかです。親が泣きながらでも分かってもらおうと真剣になれば、伝わるはずです。それでもスルーする子供は、心の子育てや心の躾をせずに来たと思って下さい。

またまた、偉そうな愚痴ですみません。