[2019年9月10日]
先月から今月にかけて「公立・私立中・高等学校の入試説明会」が続いています。毎回、お声掛け頂いて、丁寧に注意事項を説明頂いて有難く、感謝しております。
その中で、参加した学校の教頭先生の言葉の中に、私が常々言い続けている言葉とよく似た言葉が登場しました。
それは「どんな学校であれ、どんな指導者であれ、習う方が素直に従って、教えて頂いたこと、やって頂いたことに感謝の気持ちを持てるような生徒は、卒業時には成績はアップしている」です。
それを聞きながら「そうだよなぁ。最近は『子供を中心に…』とか『家の子の望むように…』とか、『あの先生(監督)の下に入ったんだから…』とか、『あそこは有名だから…』とかで、内容や結果よりも、見た目や綺麗事を判断の優先順位において、やって貰うことを『当然』の権利のように思ったり言ったりする生徒(保護者)が激増しているよなぁ」と思った次第です。
さらに、「金を払っているんだから、当然でしょ」とか「何〜に、その言い方。お客に対して失礼ね」とか「そんな教え方じゃ無く、家の〇〇ちゃんには◇◇のような教え方をして下さい」まで言われたりして・・・。
「申し訳ありません。私どもではそのやり方は出来かねますので、それだったら、お母さまがお家で教えられた方が…」と言うと「私じゃ無理だから、ここに連れて来ているんでしょ!何〜に、できないの?もう良いわ」と。
何でも「とにかく、文句を言えば…」「とにかく言ってみなければ…」「してもらえれば儲け。できなくて元々…」「別にここだけが塾(学校・店・チーム云々)じゃ無いし…」「私(家の子)の成績が上がらないのは先生(学校・塾・監督)の『せい』」と、何でもかんでもヒステリックに他人を責める風潮。何とかなりませんかねぇ?
数年前だったら、私学の先生や進学高校の先生が口にすることの無かったセリフを、近年、耳にするようになってきました。
今までだったら、学校は全体を考え、経営を考え、評判を考え、事なかれ主義の綺麗事を言われていました。
しかし、それも、限度を超える位の非常識な事件や行動が前面に出始めているのでしょうね。
反面、私は「しがない小さな塾屋」ですから、倒産しても影響が少なく、自分のポリシーを貫いています。だから。開校以来、このやり方と内容を貫いてきました。
ですが、学校が口にすると言うことは、余っっっっっっ程、酷い事例が増えているのでしょうね。
子どものせいですか?
親のせいですか?
社会のせいですか?
「だってぇ、生活のためには、私にも仕事が…」と言われそうですが・・・。
皆〜〜〜〜んな、仕事があるのです。
両親が仕事をしている家の子どもは、皆〜〜〜んな、だめですか?
そんなことは無いですよね。
一度、冷静に謙虚に正直に、自分を振り返ってみる必要が有るんじゃ無いですか?
少しの我慢が必要なんじゃ無いですか?
大人が!
はい、すみません。
塾長が率先して反省します。
このお腹のでっぱりを何とかするために、「子供とのストレスが・・・」を言い訳に飲む焼酎の量を減らします…涙…ペコリ。
えっ?そんな話じゃないって?
失礼しました〜〜〜。