[2019年9月25日]
今日も、私学の中学の入試説明会に参加してきました。
その中で、「数学の〇〇を教えると、じゃあ、△△ならどうなるの?◇◇では使えないの?と子供は自ら、次々と疑問と興味を持ってくれるから……云々」の話をされました。
正直、『羨ましいなぁ』と思って聞いていました。
何故なら、私学をキチンと受験して、合格して入学したような生徒です。勉強ができるような意識で勉強ができるように行動しているのです。
質問されたら、次々と話してやれて、楽しい授業だろうなぁ。生徒も、次々と話が聞けて楽しい学校だろうなぁと思いました。
何故、こんなことを言うかといいますと、現在の我が教室の小・中学生は、勉強とは、学校で分かるようにしてもらうもの。聞いたら、書いたら、習ったら、教えて貰いさえすれば、自分も同じようになれると信じ切っている生徒が殆どです。
特に、プライドが高く、自分を過信していて、何度注意しても、図示しない、途中式を書かない、暗算で繰り上がり繰り下がりを間違える生徒に、「今の意識とやり方では、成績は上がらないよ」と何度も注意し、お母さまにも、勉強の優先順位が低すぎるし、生徒を煽てるのではなく、決められたやり方を自分の好みでやるのでは無く、指示通りに100%実行しようと自覚するように家庭で話し合って下さるようにお願いしているのですが・・・。
ダメです。
お母さまが、「チャンと言ってます。本人はチャンとやってるって言ってます。家の子が嘘を言うはずはありません。私よりしっかりしているので…」とのお答えが・・・。
その上、「受験は絶対しますので・・・。」の一点張りです。
受験は本人がするのです。
塾は、知識とやり方を教えてあげるだけです。
それを完全にするのも、程々にするのも本人しだいです。
なのに、そのお母さまは、
塾にお金を払ってるのだから、塾が何とかしてくれるはず。
家の子が、先生の指示を無視するなんて・・・、聞かないなんて・・・、素直じゃないなんて・・・。あり得ない!
と。
さぁ、私の言い分を支持して頂けますか?
このお母さまの意見に賛成ですか?
答えは、皆様の家庭の中に、証人がいます。
失礼をば、お許し下さい。