[2019年9月28日]
近年、問い合わせや入塾説明の時に多い現象が、
「あそこの〇〇塾に行ってたけど、全然成績が上がらなかった。ここは、料金が高いし、個別だから、お願いしに来ました」
です。
よくよく聞いてみると、
『兎に角、勉強を嫌がるので、家の子の要望を聞いて、それに合わせて勉強を教えてやって下さい。志望校は△△高校です。』
とか、
『ちゃんとするように、何度も家で言うんです(後から生徒に確認すると、チャンとしいや。しっかりしいや。自分で考えや。しか言われて無いそうです)が、やってくれないので、連れて来ました。やり方が分からないって言うので、やり方を教えて貰えば家の子も出来るはずです。お願いします。』
です。
私たちは、勉強と同時に、考え方や人間力向上を指導しています。
ただ、勉強の知識だけを一方的に説明しているのではありません。今後、更に上を目指してもらうための心がけややり方や量の話をしています。
具体的には、生徒の志望校をお聞きして、ゴールと現状の距離と残り時間を考えます。現状からゴールまでの距離が遠ければ遠いほど必要な作業量が増えます。それを残り日数で割れば、一日の必要量が出てきます。これは小学生でも分かることです。
今までと、同じ意識で同じ行動同じ量をやっていたのでは、今までと同じ結果しか出ないのは当たり前のことです。
ところが、指示を無視したり、放っておいて、成績が上がらないとクレームに来る保護者。
何なんでしょうね?
当然、求めるものが高ければ高いほど、我慢や苦労も大きくなります。それができない生徒。その必要性と生徒の実態が分かっていない保護者。
多過ぎです。
「塾にお願いしたんだから…」「高い月謝を払っているんだから…」「家の子は…」「だって、お金を取るんでしょ」
何を仰っているのか・・・?
何でも、文句だけ言って、自分は何も変わらずに、何も我慢や苦労もせずに、金の力で自分の努力不足をごまかそうとする生徒と保護者。
お断りすると、更に言われます。
「何〜〜に、偉そうに。あなた、頭、どうかしてるんじゃない?客に対して・・・」
はい。私は、この方がたと違って『頭、どうかしています』ペコリ