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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2019年10月23日]

我が子を見ていない?20191023

近年、度々出くわす場面に「お母さん。あなた、我が子の事を本当に見てますか?」があります。

「何〜に、言ってんの?失礼ね!大切な我が子の事よ。誰よりも見てるに決まってるでしょ!」とお叱りを受けそうですし、実際にお叱りを受けたこともあります。

しかし、毎日、生徒と接していると「楽だから・・・」とか「面倒臭いから・・・」「バレなければ・・・」「今まではこれで何とか・・・」といくら親に注意されても「心と全く逆の返事」だけしておいて、注意の内容はスルー(無視)する事が多発しています。
「話したら、家の〇〇ちゃんは、分かってくれましたし、頑張るって言ってくれました」っていうお母様の言葉も何度も聞きました。
生徒に『お母さんとは、どんな会話をした?』って聞くと、「頑張るんよ」「先生の言う事を聞くんよ」と言われたと教えてくれました。

『ずる賢い知恵』が付いてきているティーンズに、キチンとした指示も確認もせずに、こんな「幼児に言うようなきれい事」を言って済まそうとしているから『舐められて』無視されているのです。

「まさか、家の子に限って・・・」

その「まさか」が子どもの現状なのです。

ここまで言うと「だって私にも仕事が・・・」「何度も言ってるんですけど・・・」「今日び、叩くわけにもいかないし・・・」「えっ?私の子育てが失敗だと・・・」「私の躾が間違っていると・・・」と色々と理由(言い訳)が出てきます。

「初めての子だから・・・」「周りのママ友に相談しても、そこの子と、そんなに違いが・・・」と言われる方もいらっしゃいます。

だから、私たちがお伝えしているのです。

初めてで分からないから、思い込みをせずに、経験者に経験を聞くのです。
周りのママ友は、他人に厳しい事は言いません。我が子のことと自身の立場が優先ですから・・・。
親身にあなたの心には寄り添ってはくれませんよ。

親自身が「楽に子育てをしたい」とか「お金を払ったのだから、全て塾(学校)の先生が・・・」と真剣に取り組まないから、我が子も親の心を見ているのです。

子どもの事を本気で考えて、本気で心の中まで見てあげて下さい。
過信せず、思い込まず必死で見てあげて下さい。

じゃないと、私たちが教室で「頑張れば頑張るほど」お母さんの認識と違う指導になって、嫌われるだけですから。
辛いです。