パソコン版を見る

早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2019年11月30日]

隠しておいて誰の得に?20191130

塾生の中には、色んな状況や困難を抱えている生徒が居ます。
家庭内の色んな不都合・経済的なこと、家庭環境、家族との・・・。
その他に生徒本人の色々。例えば、以前の不登校。現在の不登校。過去の「いじめ」。頑固で意地っ張りな割りに直ぐ「ポッキリ」折れてしまう。学習障害。発達障害等々です。

入塾時に色々言って頂けていれば、それ相応の対応の努力をするのですが、入塾時の面談でも、色々お訊ねするのですが、内緒で隠したままでの入塾の方がおられます。
体験授業で、それ相応に『疑わしい生徒』も感じるので、それと無く確認しても、キッパリと否定されたまま入塾される方もおられます。

何もお聞きしていなければ、通常の生徒と同様に、当然に通常の反応を求めます。その反応が無ければ、当然「叱ります」。同じ事を何度も繰り返すと、叱り方も強くなります。

すると、ある日突然、お母様から「家の子のことを、もっと分かってやって下さい。家の子、過去〇〇だったんです。どうして強く叱るのですか?」です。

私たちにすると、薄々「〜〜かなぁ?」位は思っていましたけれど、お母様が否定された手前、ズバリそこに切れ込むことはできませんよね。
なのに「分かってやってくれない!」って言われても・・・。

親の気持ちも分かりますよ。
虐められていたから、心機一転別の環境で別の塾で・・・とか、
不登校だと、特別に変な目で見られるから・・・とか、
私の子ができない筈が無い。何か特別な事情がある筈が無い。今まで出来なかったのは、担任の先生のせいだ・・・とか。

ですが、何度も申し上げているように、私たちの教室は、生徒の現状と心情を理解した上で、将来のために(今だけ優しくしても、何も解決しない。本人が考える力を手にしないと・・・)どうしてやれば良いかを先生全員で考えています。
『とにかく優しく許してやって欲しい。それで成績だけは優秀に・・・』を求められるお母様。そんな塾があるのなら、どうぞそちらへ(あっ、また、偉そうに・・・って怒られる)。

でも、「聞けばできる」「習えばできる」「教えてもらえばできる」「家の子がやらない筈が・・・」「だって・・・」「だって・・・」の、本当に苦労して勉強をした事が無い、見栄えと要領を重視される方ほど、【事、ここに至っても】まだ内緒にして、何とか・・・を求められます。

今、巷で段々声が上がっている様に『親を改良しないと、子ども達は更にひどくなる』が頷ける状況です。

あっ、勿論、何も注意する事無く、自己責任で素直に頑張っている生徒も一部には居るのです。
我が教室だけが(と、言うより私の担当する生徒だけが?)色々問題を起こしているのかもしれません。

あ〜〜ぁ。ま〜〜た言っちゃったぁ。
言わなくてもいい事を、ずげずげ全〜〜部言うから、皆んな「あのオヤジ。頭がおかしいで」と言われて、生徒が集まらない儲からない塾になるのかなぁ?
でもまぁ、現状の生徒に全力を傾けて、結果を出してあげれば、将来思い出してくれるかも・・・。
それを期待します。