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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2019年12月22日]

えっ?今頃?それは・・・ちょっとぉ・・・20191222

教室では、昨日(21日)から冬期講習期間に入っています。
まだ、終業式が済んでいない学校もありますが、学校によっては既に冬休みに入っている生徒も居ますので、強制的に突入です。

ですから、周りの他塾も2〜3週間前から、「伸びる冬」とか「まだ間に合う・・・」とか「〇〇保証」とかチラシやCMのアラシです。

そんな中で、我が教室にも問合せやチラシを取りに来塾される方が若干居られました。

以前「ほぼ、志望校に届いているのですが、本人が『誰かに確認してもらわないと不安』と言うので、短期ですが見てもらえますか?」とお越しになられた方がいらっしゃいました。こんな方は私どもとしても大歓迎で有り難い限りです。
しかし、今年の問合せの殆んどが「学校(小・中学校)での勉強が分からないって言うんです。スポーツもやってるので、その空き時間の冬休みの期間だけで何とかして貰えますか?」でした。

現状の地元小・中学校の勉強が「分からない」なんてことはありません。「できない」「点数が低い」が正しいと思います。
私の経験上、その原因として考えられるのは、根本的な勉強のやり方の勘違いか、生徒本人の「ごまかし」「楽したい」「何かこんな感じ」の集大成です。
それを、自分の都合に合わせて、冬休みの間だけで、3〜5回、聞いただけで突然出来るように成れるのなら、毎日、真面目に苦労して我慢して頑張って来た生徒の立場がありませんよね。
つまり、保護者が、勉強なんて「聞けば分かる」「習えばできる」「教えてもらっただけで簡単に上達する」もの!と思って居られるからでしょうね。
だから日々の生活を疎かにしていた時間と手間と我慢をお金の力で簡単に与えてしまおうと思われているからでしょうね。

何が原因で分からないのか、何が原因で点数が上がらないのか、何をどうしなければ改善しないのかを探って話してやらせてチェックしてリトライするだけで5〜10コマは必要です。それでも従ってくれない生徒なら、改善が実感できるまで数ヶ月掛かります。
それを2週間の3〜5コマで「何とか・・・」と言われても、責任がとれません。
それでも入塾をお考えなら、「あ〜っ、大丈夫ですよ。うちに来れば、誰でも成績は上がります」って言われる塾が近所に沢山ありますから、そちらへどうぞ。

と、失礼ながら、またまた偉そうに言ってしまいました。

「2〜3コマで何とかして下さい」って言う方も生徒の現状を理解されていないですが、すでに冬期講習が始まってから説明を聞きに来たり、スポーツの隙間を求めたりって事や意識が、生徒を見ていない事を証明しているように思うのは私だけでしょうか?

「私はプロじゃないわよ。だから、聞きに来てるんでしょ。何〜〜に偉そうに!」

ってまたまた言われそうです。先に謝っておこう。
偉そうに上から目線で、ごめんなさい。