[2020年1月11日]
最近、言葉の間違い(思い込み)をされる方が急増しています。
平等と公平を勘違いされている方が典型的な例です。
その中で、「気が強い」と「しっかりしている」も大きく違います。
「負けず嫌い」と「勝ちたいだけ」と同じ位違います。
負けず嫌いは、自分が意識して、努力して負けることが我慢できないのです。勝つためには、相当の努力も苦労もします。
一方、「勝ちたいだけ」の人(今、激増中!)は、努力や苦労や我慢が何よりも嫌いで、その為の準備はせずに、結果だけ勝ちたいのです。結果は誰よりも良い「ご褒美」や「賞賛」が欲しいのです。場合によっては、相手に不利や嘘の情報まで出して相手の評価を下げて、相対的にでも勝ちたいのです。
会社でも居ますよね。何かが出来ていないのを指摘されると、とにかく相手が「はいはい、もう分かった。いいです。私がやります」と諦めてくれるまで、一方的に『文句』を言い続けて終わらそうとする人。そんなタイプです。
ファミレスやコンビニで大声を出している人や、塾やお店で「金、払ってるでしょ。私は客よ。何〜〜に、偉そうに」と1円でも1万円でも、同様に文句を言う人です。
こんな人に、我が教室のように、「この生徒は年相応の〇〇ができませんね。今まで△△を求めていませんね。□□をさせないと次に進めませんよ」と現状のアドバイスをすると、『えっ?じゃあ、私が悪いんですか?』と切れられる方が居られます。
させてない事は事実なので悪いと言えば悪いのですが、「今見つかったので協力して改善をしましょう」の意味で報告したら前述の逆切れです。
ひょっとして「私は完璧」「私は正しい」「私が間違っているはずが無い」「私は、すべてできている」とでも思われているのでしょうか。
「自分が気付いていない部分を知らせてもらったのだから、そんなに悪く取らないで、素直に受け止めれば良いのになぁ」と思いながらその方の子どもを見ると、「何も考えずに、全てお母さん任せ。母さんの言う通りに形だけ動いているフリ」の赤ちゃんのような子供か、親を凌雅(??)する位自分を過信しています。
テレビの「きれい事」報道や「きれい事」コメンテーターが、更に子ども達の現状を悪くしていますよね。
だって、何も考えずに、これらを100%信じて受け入れている親たちが、折角の子どもをダメにしているのですから・・・。
冷静に言葉をキチンと理解していれば・・・。
と、言う話(愚痴)でした。