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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2020年2月21日]

???な小・中学生の内情20200221

お父様・お母様世代の小・中学校時代を思い出して下さい。
学校の先生が「覚えろ」と言えば、覚えて行くのが『当然』でしたし、覚えているかどうかの確認は「全員スタンダップ」で言えた生徒から座ることができ、覚えて無ければ、1時間ず〜っと立ち続けでした。宿題も提出物も、終わっていないのに他の事をしていると「尻の据わりが悪く」て、深夜まで泣きながらやったものです。大人や先生の言うことは『絶対』だったのです。

お祖父ちゃんお祖母ちゃん世代になると、もっと厳格で、先生は『神』的な存在で、指示違反者にはビンタは当然で、竹の根っこ棒や木製三角定規でコツンなんて、日常茶飯事でした。

ところが今の小・中学生は、「権利」「平等」「個性」「体罰」の美辞麗句に守られ、保護者による「先生も生徒も平等で対等でしょ」のクレームにも守られて、大人や先生は、『絶対』な存在では無く『絶対に攻撃や反撃をして来ない都合の良いおじさん(おばさん)』に降格されてしまったのです。

宿題に到っては、先生たちの目的意図に反して、勉強ができなかった保護者の認識である「罰ゲーム」扱いです。
『暇を持て余していればすれば良いし、嫌なら程々で・・・』や『野球の練習時間だから、後回しにして行くわよ』や『健康な成長と発育のためには、食事・睡眠・休養の方が大切だから、程々できる所までで止めても良いわよ』と、先生の指示を「従う必要は無い」と教えるための言葉を掛けるお母様まで居られます。

これらの『綺麗事・美辞麗句』に守られて馴らされた子ども達は「楽な方」を実行するに決まっています。

教室で、いくら間違いを指摘しても、正しい行動や意識を指導しても、返事だけで、平気で『無視』『スルー』するのです。
勿論、お母様は、我が子がそんな悪態をしているとは思ってもいませんし、お知らせしても信じては頂けません。

勉強は、「聞けば」「習えば」「教えてもらえば」できると信じておられるお母様方。おそらく、「あなた自身」がそうされて出来なかったのではないですか?

意識と行動が伴なわない勉強は時間の無駄です。

素直・正直・我慢・謙虚を実行させることが、成績不振者を改善する近道です。

有名進学塾より、有名講師より、家庭の躾とルールを守らせる「絶対」の方が、成績アップへの近道です。

勿論私たちよりもね・・・。

あっ、これを言ってしまうと、仕事になんないかな?
聞かなかったことにして下さい。