[2020年4月1日]
令和2年度の新年度がはじまりました。
皆様も私も、今年も頑張りましょうね。
さて、表題の「素直じゃない?」「能力が無い?」ですが、
ここ1〜2年の入塾生に多く見られる現象ですが、
「読め!」と言っても眺めているだけ。
「今度こそ覚えてこい」と簡単な公式の暗記を指示しても、覚えられない。本人曰く、「覚えたもん。ちょっと出てこんけど…」だそうです。
読む。聞く。分かる。やる。
色々言葉はありますが、子供たちのもっている『言葉の定義』と私たちが持っている『言葉の当たり前の意味』とは随分違っているように感じています。
子ども達は「やってる」と言います。
私たちから見ると「ほとんどやってない」とうつります。
『やる』『覚える』『素直に聞く』の定義が全く違います。
学校へ覚えて行かなくても叱られません。
立たされません。
「あゆみ」で「できる」の評価が付いて、先生からは「良い子」と褒められます。
それで、調子にのって、いくら注意しても指摘しても『自分流』を押し通します。
それで結果がついてくれば良いのですが、殆どがダメダメです。
そんな子の親も同様で、『家の子は…』『家の子に限って…』と言います。
大人は決して子供を叱らない存在との認識で、大人の言葉を甘く聞きすぎです。
厳しい言い方をすると『舐めています』
こんなに素直じゃなくなったのは生まれて今日までの、何に原因があったのでしょうね。
で、こんな過過過過信の生徒の過過過過子の親が「家の子優秀だから、〇〇中学を受験させます。大丈夫ですよね」と仰います。
「この子は△△が苦手です。繰り返し定着させるために、もっと家庭でも繰り返して、今の授業量だけでは不足なので、回数増か講習会での集中講義が必要ですね。」と提案すると、
「結構です。そんな必要はありません。それに◇◇◇(スポーツ)の練習が忙しいので…」と・・・。
風の噂で、「あそこの塾ダメね。自分の塾に力が無いのを棚に上げて、余分な金儲けばっかり言うのよ」とママ友と話していたそうです。
こんな人たちが、「私は知っている」「私は出来ている」「私は間違っていない」と『権利』ばかりを主張する世の中だから、こんなに『できない子』ばかりが増えているのでしょうか?
虐待防止法が施行されるのですが、10000人か100000人に一人の異常者の親の行動が、正しい躾の邪魔をしていると考えると、やりきれないです。
私は、「古臭い変なおじさん」の言動はしているかもしれませんが、異常者では無いと「自分では」思っています。
てへへへ。