パソコン版を見る

早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2020年4月30日]

ちゃんとするんよ!20200430

キチンとやっていない生徒。素直に従わない生徒。成績の上がらない生徒に「ちゃんとするんよ」と言う、保護者の言葉を良く聞きます。

「ちゃんとするんよ」
「キチンとするんよ」
「自分の為でしょ」
「先生に言われたようにするんよ」と。

どうしたらちゃんとした事になるのでしょうか?
何を何処までしたらキチンとしたことになるのでしょうか?
自分の事と本当に自覚があれば、分かっていればやりますよね。
先生に何を言われたのか本当に聞いているか、やっているかは、どこで判断?

前記のような言葉を発せられる保護者に限って「私は、ちゃんと子供に注意してる」「何度も言っている」「毎日言っている」とおっしゃいます。
具体的な指示は何もされて無いのです。

その上、前記の言葉を発せられた後、子供がやってるか、できてるかチェックをされる方は少ないです。
チェックをしなくても、自己責任で自己管理ができてる生徒で、成績下位者は見た事ありません。

つまり、言葉の定義や内容が「うやむや」なままで、『言いっ放し』『聞き流しっぱなし』なのです。

言う方は、言ったことで「ちゃんとしている」と満足し、聞いた方は「ちゃんと聞いてる。やってる」と満足しているのです。

用語の定義を理解し、正確に飲み込み、どこまで何をするのかを理解して我慢して実行する。その後、予定通り出来たかチェックする事を『指示をする』『指示を聞く』と言うのです。

出来ていないことにに気付かないし、指摘しても「そんなことは無い」と受け入れないから変われないのです。
学力も上がらないのです。

これは、生徒も保護者も同じだと思いますよ。

どこかのギャグで聞いたことがありますよ。
「しっかり」も「きっちり」もしていたら「うっかり」なんか、する筈が無い。

まさにそうだと思います。