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早稲田育英ゼミナール
福山駅家教室

[2020年5月26日]

変わるって言ってます・・・20200526

「頑張るって言ってます」
「先生の言う様に変わるって言ってます」
「今日からは、必死でやるって言ってます」
「今までとは違うって言ってます」
「親も、隣で教えています」
「親も毎日、見ています」
「〇〇曜日の△△の日以外は頑張ってやるって言ってます」
「今度こそ頑張るって言ってます」

これらの「言葉」は非常に聞こえは良いです。
非常に期待できます。
本当に実現して頂けると、最高に有り難いです。

しかし、これらの言葉を聞いた後で、本当に急激に変化して、急激に成績アップしてくれた生徒は、少数派です。

何故なら、「頑張る」の言葉の定義があやふやなのです。
「変わる」の言葉の定義があやふやなのです。
「頑張っている」の認識が間違っているからです。
親が教えてますの「教える」の方法が間違っているからです。

『だから、何にもするな』と言ってるのではありません。

間違えているのなら「相手が何を言っていて、何をどこまでどうすれば良いのか」を分かろうとすることです。
「多分、こんな感じ」とか「これ位なら・・・」で、自分の思い込みで過ごしてしまったら、成績下位の生徒と同じじゃないですか?

私たちが、今日は10個覚えて来い(最終的には200個位を求める予定)と指示したら、3個位で適当に誤魔化す生徒。1〜2度眺めただけで覚えた『つもり』になっている生徒。ありもしない作り話で言い訳をする生徒。
それでも何も「悪気」が無い生徒。

生徒を「悪人」だと言っているのではありません。

それを続けても「許されて」来た過去の経験と、「痛い目」に会わなかった経験と、それでも「やりたいことは許してもらえた」経験が当然のように、そうさせるのです。

とにかく、「塾に行かしているから何とかなる筈(期待も込み)」
「家の子が分かってない筈が無い」「だって、今度こそやるって言ってたから・・・」

そんなはずはありません。

何度も言っているように『人間力が学力に』なるのです。

素直・一生懸命・我慢・継続がスタートです。

「聞いたら分かる」
「習えばできる」
「教えてもらえばできる」
「聞いたら、次には・・・」

そんなテクニックはありません。
それを求めているから成績下位なのです。

ここの所を子供は勿論、親も見つめ直して頂けないと・・・。

『厳しく言ってもらえるって聞いたから・・・」と問合せや申込がありますが、厳しく言ってもスルーされて、自己流を通されて、自分からは努力して変わろうとせずに「全部他人任せ」では、『厳しく言う』ことは『鬱陶しい』ことと同義語となっています。
何も変わりません。

またまた、愚痴を通り越して「悪口」になっていますか?

でも、少しだけ同情して下さいよぅ。

これらは、現実の日常の出来事なんですから・・・。ぐすん。