[2020年7月4日]
久っさしぶりにこの言葉を聞きました。
「上の子と、同じ様に産んで、全く同じに育てたのに、どうして下のこの子だけこんなことに・・・。私のやり方は間違って無いんです。その証拠に、上の子は〇〇高校に入ったんですから・・・」です。
子供は、機械装置では無いのです。全く同じ子供なんて居ません。
親も「全く同じに育てた」と言いますが、絶対に環境や対応は違った筈です。些細な部分では「兄弟が居た居ない」も違いますよね。
親の慣れ。同居者の対応。友人関係。男女差。これだけでも違いますよね。
全く同じは無理です。
逆に、極端な悪口になりますが、
親の考えや対応は間違っていたのに、上の子は親の指示を聞かなかったので成績優秀に。下の子は、キチンと聞いたのでこんなことに
・・・。
もしくは、
親は何も対応しなかったのに、上の子は他の子の行動を見て、知らないうちに自分でできるようになったけれど、下の子は、親の言いつけを完全に守ったから何もせず、このように…。も考えられます。
まぁ、これは、極端な例ですが(でも、実際におられました)、
「私は悪くない」「私は間違ってない」と、自分の主張ばかりを周りに言われる性格の方のお家には、周りの意見を聞かずに、自分を主張ばかりする子供が必ず居ます。
理由や原因はお分かりですよね。
でも、お分かりにならない方ほど、頭書のセリフを言われます。
それを理由に、私たちに対処を求められるのです。
困った困った(溜息)