[2020年7月5日]
成績不振者の行動や意識や言動を見ていて、『あっ、この子のここが原因だな』と思う場面が見えてきます。
・「うん、分かった頑張る!」って何も変わらない。
・「うん、分かった。今度こそやる」って何もしない。
・「私も、受験してみたい」って、事の大きさを知らないのに、玩具を欲しがる感覚で、誰でも小学校に行けるのと同じ感覚で言い切る。
・「やってるよ」「できてるよ」と家での事はバレ無いと信じている。
・期限が過ぎて、本人を責めている時間が無くなるまで放っておく。
・試験前日まで嘘を吐き続けて、大人に叱責の時間を与えない。
・言葉の意味や、相手の意図が分かってないのに、「うん。分かった。絶対やる」
・分かって無いのでやれる分けないのに「やってる」と本人は『つもり』。
・何度叱られても、これが最後よと言われても、次は無いよと言われても、「ま〜〜だ、何とかなる」とか「ま〜〜だ、誰かが何とかしてくれる」とか「大人は、怒っていても最後には許してくれる」と信じている幼児感覚。
その他、諸々。
一方、保護者の意識・行動・言葉。
・「まさか、家の子がそんなズルイ事を考えている筈が…」といつまでも保育所感覚。
・「子供の夢を叶えてやる事が親の一番の仕事でしょ」と現実逃避。
・「だって、私にも仕事があるし…」と子供のクラブと同じ言い訳。
・親が、子供の現状を分かっていない。
・親が、「あれは嫌」「これはダメ」と自分は何もしないのに、理想とプライドで振り回す。
・「私はいつも言っている」と言いっ放しでチェックをしない親。
・仕掛けやルールや決まりを考えるよりも「号令一発」で従わそうとする『独裁者』の様な親。
・「子供の希望を叶えてやる」と言葉は綺麗ですが、『じゃあ、どうすれば?』は、他人任せ。
・「どうしてこの子はこうなのか…?」と正論を言われるが、そうなるまで放って於いたから。
・時々あるのが、祖父・祖母の権限と発言が強すぎて、親の言い付けよりも、祖父母の庇護や顔色が勝ってしまう場面。
・学校に普通に行っているから何とかなっていると未だに信じている親。
・受験が近いから塾に行けば直ぐに成績が上がると信じている大人。
・「聞けば、習えば、教われば直ぐに出来るようになる」と信じている元々本人も成績××だった親。
その他、諸々。
と、本人に言っても「そんなことはない」と否定されますが、私の長年の経験と、地域性から考えて、『当らずとも遠からず』と思います。
と、こんな風に例を色々紹介しても「へぇ〜、そんな人が居るんだ〜。私は違うけど…」と言われるお母様が多いことも付け加えておきます。
あ〜〜〜ぁ!
ま〜〜〜た、敢えて嫌われる事を言わなければ良いのに・・・。
バカな私ですね。